読書と感想文と...

本屋さんで購入した本について。読書感想文のような感じた内容を書きたいと思う。
本を買ったキッカケは読書をしたいという気軽な気持ち。読書すると、感受性もみにつくし、漢字も覚えられて一石二鳥にも三鳥にもなるとともうし、気分転換にいいよね。とおもったわけ。

今日の読書

『彼氏がサバ缶になった。』

を読んだ。ページ数にして4ページ、文庫本の帯にあったように、『通勤、通学、スキマ時間』にピッタリの量。読書が苦手な私でも楽しく読み切れた。

とあるサイトで執筆されている作品を書籍にしたものみたい。

初めの1文『朝起きたら、隣に寝ている彼氏がサバ缶になっていた。コンビニにうってるやつ』
これに私は釘付けになった。
笑いと一緒に「サバ缶?!?サバ缶になってたの?」と衝撃!!しかも、スタートから掴みがいい!!最高!!発想が豊かだなあ(笑)と感じた。
読んでいくと、彼女の立場と彼氏の立場で感じ方が違うんだけど、彼女の気持ちも「ああ~♥わかる。」となったり、「1番驚いてるのはサバ缶彼氏でしょ?」彼女、彼氏の気持ち考えてあげてよ、、、(´•̥  ̯ •̥`)と思ったり、短い文章のなかで色んなイラ、納得、あかんやろ、などの感情を味わえる一作品だった。

最後に彼女がやった行動も驚いた。
サバ缶として考えれば、食事なんだけど、サバ缶=もともと人間と考えると、それ、「殺人」では、、、?と、思える描写があった。
読者によって捉え方も色々だけど、私にとっては衝撃の連続だった。楽しく読めたが、なかなかに奥深い考えさせられる作品でもあるなあ。と感じた。

あと、出版物になると、テレビの歌番組と同じで、社会に影響のありそうな固有名称は極力、出さないようにするんだなあ。(修正されるんだなあ)色んな考えの人が読むから、差し支えない言い回しに変えたりとかあるんだなあ、と当たり前のことかも知れないけど、思った。
勉強になった。
考えてみれば、『大衆が読む、見る、聞く』ものには『良き効果』もあれば『リスク』も生まれるから、編集さんも作家さんも、テレビの方々も『出版』『放送』するときには凄く気を使うし、注意が必要なんだなあ、とも同時に思えた。

今、コロナ禍で『蔓延防止措置』に取り組む各地の努力のなかで、テレビの中でもまた、上記の措置を『略さず、正確な名称で伝える』ことが、水族館にいる魚たちや様々な関係者たちへの配慮になるんだなあ、と壮大な思いをもった私でした。